生活習慣病の予防法

「生活習慣病」という呼び名は、1996年に出来たもので、それまでは「成人病」と呼んでいました。
ところが、生活習慣病は成人でなくともかかるケースが目立ちはじめており、子供の頃の生活習慣が成人後の発症に深くかかわっていると思われる事例が増え、生活習慣の改善を喚起する意味をこめて、「生活習慣病」という呼称を設けたのです。

生活習慣病の予防法

◆正しい食生活

悪いものを「出す」という視点が重要ですが、だったら出す前に「入れない」ことがより重要です。

高度成長期以降の日本人の食生活は、「欧米化」という言葉で表現されるように、肉類や乳製品の摂りすぎが指摘されています。
その傾向と生活習慣病の増加は正比例しています。

また、悪いものを「出す」という視点からは、便秘をしない工夫が重要です。
便秘がちになると、腸内で便が異常発酵を起こし、悪玉菌が増え、癌の発症率も高まるとされています。

便通をよくするためには、野菜、豆類、海藻類、キノコ類など食物繊維を多く含む食品を摂るように心がけましょう。

◆適度な運動

1999年に発表された「第6次改訂日本人の栄養所要量」によると、「少なくとも10分以上継続して運動し、一日の合計時間は20分以上が望ましい」として、年代別にひと月の目標時間と目標心拍数が示されました。

これは、「汗」や「二酸化炭素」を「出す」ことで、熱や老廃物を出し豊富に酸素を「入れる」工夫であると言うことができます。

◆休養とストレス解消

休養やストレス解消には、感情を外に「出す」ことが重要とされています。

感情を無理に抑えようとすると、本来の感情との間にギャップが生じ、神経中枢の混乱を招きます。
このことが神経の疲弊を招き、さまざまの病気を引き起こす原因になりえます。

現代社会はストレス社会と言われ、自分の感情を押し殺すのが美徳であるかのように言われることもありますが、自然な感情を表に「出す」のが人間の自然な姿です。

また、入浴もストレス解消には良いものです。
汗や垢、疲れを「出す」行為と言うことができます。

このページの先頭へ