病院で”作られる”病気(2)

■いかがわしき「アトピー・ビジネス」

「アトピー・ビジネス」とは、簡単に言うと「一般的な治療法によらないアトピーの治し方なるものを推奨し、それにかかる治療法や健康食品などを売る商売」のことです。

アトピーに苦しむ子供は多く、一般的な治療薬であるステロイド剤は対症療法にすぎず、また耐性が生じるためどんどん量が増える傾向にあり、完治どころではない場合が多々あるのは確かです。

ここに目をつけ、まずステロイド剤の恐ろしさをことさらに強調し、患者やその親に恐怖心が根付いたところで高価な健康食品や温泉療法などを買わせるというものです。

さてこれで症状が緩和するならばそれはそれで良いのですが、結果的に何の効果も感じられなかったと言う患者が多いことが問題です。

■人間ドック・健康診断によっても病気は作られる

吉田医師が最も懸念する検査の一つは「胃のバリウム検査」だと言います。
バリウム検査は胃カメラ検査に比べて微小な病変を発見しにくいにもかかわらずいまだに広く行なわれているが、レントゲン撮影によって被曝するので、毎年毎年バリウム検査をすることで、案外大きな放射線量を身体に蓄積することになるからだとのことです。

とにかく、昨今は「早期発見・早期治療」という意識が広まり、定期的に人間ドック、健康診断を受ける人は増えています。
ところが、一般の人は見慣れない多数の数値がズラズラと出力され、この数値から外れると病名をつけられ、病気ということにされてしまうケースが多々あります。

少しばかり数値が外れていても、運動療法など薬を使わない治療法を勧めるべきところを、「病名」をつけ薬を処方する、という傾向が強く見られます。

また、癌が生じても知らないうちに消えてしまうケースは、実は多いのです。
ところが、人間ドックで早期癌が発見されるや、普通は即切除ということになりますが、手術によってかえって癌が広がってしまう場合があり、また放射線治療や抗癌剤治療の副作用によってかえって寿命が縮まるというケースもあるのです。

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